原稿書きながらばらばらなぼやき

制作中のミニコミ原稿が終らない。ううう。
私の原稿の悪い癖で、いつも一文に情報を詰め込んでしまう。自分がそんな文に出くわすと、何が言いたいのかわからなくて読むのをやめてしまうのだが。そうか、長いのがよくないのはそういうことか。思いやりのない文てそういうことか。頭ではわかっていたつもりだけど何をいまさら…自分でもバカだなあと反省。読書量ってこういうところに表れる。

私が勤めてた編プロでは「書き出しの体言止め禁止令」が出されていた。絶対的に悪い理由はないと思うが、上司に言わせればそれは「ズルい」のだそうだ。なんとなく、わかる気もする。やっぱりぱっと目を引くもの。それでもやってしまうことはあるし、今は媒体によっては決してルール違反とは思わない。
が、最近また日記を書き出して、自然に出てきた文章は体言止めで始まらないことに気付いた。というか、最近書きたいと思っていることの主が「別に何かを強調したくて書いてるわけじゃないしなあ」って類いの、もやっとしたことばかりだからかもしれない。

あと、今までむやみやたらに漢字をひらいている文章が好きじゃなかった*1けど、最近はそうでもなく。もちろん字面にイラッと来てしまうような文は避けたいけど、意味と感覚がしっくりくる文字を選んで、自然な文章が書けたらうれしい。
文章を書くのはきっとこれからも苦手だと思う。でも、言いたいことの半分だけ書いて残りは想像させてあげられるような*2、未完全で、自由度の高い、けど間違ったナビはしない文が書けるようになりたいな。これは、イラストレーターが挿絵を描くような感覚に近いのではないかと勝手に思っている。

*1:たぶんゆる系森ガール系見飽きた感/本来好きだった暮らし本にカタチから感を覚えたあたりから?

*2:音楽でも、歌詞の行間からナントカってのが好きだ